ソフトウェア企業のSuperologyは、クロアチアのザグレブにある新しいオフィスの設計をインテリアデザイン会社のBrigada に依頼しました。
「新オフィスへ求めることは、プライバシーと集中できる場所を提供しながら、開放性と透明性を促進する文化と空間を絡ませることでした。結果的にはSuperology とその姉妹会社である Sportening の若い社員が、スポーツエンターテインメント業界におけるモバイルアプリケーションを熱心に開発するような、あらゆるレベルでのイノベーションを促進する環境を整えることができました。
異なる部署の社員同士の交流を促進するため、都市デザインの原則に従って、オフィス全体をVrbaniのオフィスビルの1フロアに配置しました。その結果、大通り、通り、広場、そしてよりプライベートな隠れ家的ゾーンで構成された、約2,000平方メートルのオフィス空間が生まれました。このように、チームを異なるフロアの別々のグループに分けることなく、相互のコミュニケーションや交流を促進する、民主性と包容力をもつ空間を実現したのです。
オフィスの中心は、社交の場であるメインスクエアです。大講義室とともにアトリウムに面しており、定期的に全社的な会合が開かれるスペースになっています。ワークスペースは、会議室やビデオ通話室などで構成され、中央には代表的な会議室とシンクタンク(オフィスライブラリーを備えたアイデアラボ)があります。このオフィスの特徴のひとつは、特別なミーティングのための隠し部屋、本を一冊引いてライブラリーの裏側にある隠し通路から入る隠れたバーがあることです。
また、バイオフィリックデザインの原理を応用し、グリーンオアシスに植物を配置することで、空気の質を高め、長時間スクリーンの前にいる目を休ませる役割も果たしています。共用部のサウンドシステムは、アンビエントサウンドトラックをさりげなく演出し、空間をより心地よいものにしています。