フィンテック企業のアディエンはこのほど、イギリスのロンドンにある新しいオフィスの設計を、オフィス設計・施工会社のModusに依頼しました。
「美しくデザインされたワークスペースは、在宅勤務の利点をオフィスにもたらすはずです。アディエンス社がより広いスペースに移転したことで、Modus社のデザインチームはアディエンス社の社員が楽しめるようなウェルビーイングに特化したエリアを作ることが出来ました。アディエンス社の社員は、在宅勤務でもジムに通うことができるなど、フレキシビリティの重要性を訴えています。そこでモーダスは、オフィススペースにウェルネスルームを設置することを提案しました。2台のペロトン、ローイングマシン、エリプティカルマシンから構成される空間です。現代のワークスペースに最適な設備です。アディエンス本社のデザインには、このような「第二の我が家」というテーマが随所に見られます。ソフトなシーティングの数々は、社員が仕事をしたり、社交の場として利用できるよう、さまざまな環境を作り出しています。
ワークスペースによっては、プライバシーを確保することが難しい場合があります。アディエンスはこのことを認識し、新本社と自宅の設計にプライバシールームを組み込むことを優先しました。モデュスのインテリアデザイナーは、さまざまなアクティビティに適したマルチファンクションスペースを開発するために尽力しました。祈りや瞑想、授乳、イベントの準備など、様々なシーンで活用できる空間は、アディエンの社員が求める多様なニーズに応えます。
アディエンの最大の要望のひとつは、バリスタが運営するコーヒーバーを設置することでした。モーダスは、洗練されたスタイリッシュなカフェエリアをデザイン・設置し、従業員が出来立てのコーヒーとともに楽しめるソーシャルスペースを提供しました。Adyenは、この美しく作られたスペースを寛大にもチャリティー団体「Change Please」に提供し、バリスタになるためのトレーニング施設としてホームレスの人たちに使ってもらうことにしました。優れたデザインがすべての人に享受されるのは、いつも素晴らしいことです。