スタートアップ企業のPopcornは、イスラエルのテルアビブにある新しいオフィスの設計をインテリアデザイン会社のON Studioに依頼しました。
Popcornはイスラエルのスタートアップ企業で、空間を通して人と人をつなぐ機能的なオフィスを作りたいという若いスタッフで構成されています。
計画やデザインのためのエッセンスを抽出しながら、出てきたコンセプトは、さまざまな出会いをつなぎ、創造することでした。そこで、オフィスの外周にワークエリアを丸く配置することで、各チームが別々の部屋にいても一体感を感じられ、コミュニケーションが取れるようなプランを考えました。
そして、オフィスの約50%を占める中央のスペースは、チームメンバーが大人数でも少人数でも一緒に座れるギャザリングエリアとして設定されました。
中央のスペースは、「スクエア」という造語で呼ばれています。天井や床を剥き出しにし、開放感を持たせることで、都会的でインダストリアルな雰囲気を高めています。ラウンジ、電話ボックス、ハイバーシート、1つの大きなテーブルを囲んでのシェアランチなど、全社員が集まったり、インフォーマルな会話や個人的なミーティングに適したさまざまなタイプのシートで構成されています。
快適性と機能性という第一の課題は、家具の選択、大工工事の計画、空間の管理において指針となる中心的な価値観でした。
デザインスタイルとオフィスの雰囲気は、深いテクスチャーと露出したコンクリート、ガラス、モダンなアルミパーティションなど、温かくカラフルな素材の世界を組み合わせています。