フランスの飲料メーカー、ペルノ・リカールは、アラブ首長国連邦のドバイにある新オフィスのデザインを建築・インテリアデザイン事務所SAY Studioに依頼しました。
本物の、共有された瞬間” ホスピタリティ業界のマントラである「ゲストを歓迎する」にインスパイアされ、フロント・オブ・ハウスのカフェ・ラウンジは、訪問者やスタッフを歓迎します。ブランドと互いに関わり、シンプルで本物の、ダイレクトでオーセンティックな瞬間を共有するよう、彼らを誘います。カフェラウンジは、特注の天井接合部、ブラッチャヤタイル、ラウンジシートで構成され、中心的な社交場として機能しています。
Il Y A Tout Ce Que Vous Voulez Pernod Ricardの「職場の和気あいあい」という要望は、スペースが選択肢を提供し、親しみと快適さを生み出すことを保証するための重要なデザインドライバーでした。静かで集中できる場所とコラボレーションエリアが混在し、つながりと分離のニーズをバランスよく満たす、さまざまな働き方に対応できるスペースです。全体として、新しいオフィスは、顧客や従業員とのより深い、意味のある関係を築く機会を向上させます。オープンプランのエリアは、自然光を取り込み、高性能な音響設備を備えた快適な空間に、セミパーティションで仕切られたデスクを配置し、慎重に検討されています。
ハウス・オブ・ブランド 世界的に有名なプレミアムワインとスピリッツのポートフォリオを持つペルノ・リカールの最も象徴的なブランドのビジュアル要素をミーティングスペースに取り入れ、各部屋の素材とカラーパレットに反映させることが重要な推進力のひとつとなりました。色、照明、家具、アクセサリーは、各ブランドのユニークなアイデンティティに合うように、各ミーティングルームに組み込まれ、入居者のニーズに応えるようにキュレーションされています。各会議室は、ブランドの美学を語るだけではなく、その精神を体現しているのです。最後に、すべてのミーティングルームはコアの周りに配置され、ソーシャルハブやワーキングエリアに最大限の自然光が入るようになっています。