ボストンコンサルティンググループのシカゴのオフィスでは、従業員の体験をより豊かなものにするために、段階的な変更が行われ、ワークプレイスが完全に生まれ変わりました。
チャーリー・グリーン・スタジオは、ボストン・コンサルティング・グループから、イリノイ州シカゴにあるオフィスのリデザインを請け負いました。
2019年、世界的なビジネス戦略・経営コンサルタント会社であるボストン・コンサルティング・グループは、300 N LaSalleオフィスの機能を全体的に再構築し、従業員の体験を再構築するようCGSに依頼しました。機能戦略を再考したデザインチームは、新しい受付やミーティング体験、新しく採用されたスタッフに焦点を当てた新しい社員ラウンジなど、段階的な改修を開始しました。
その結果、46階のレセプションスペースは、シカゴの街への詩的なラブレターのようなデザインになりました。壁を取り払い、頑丈なドアをガラスに取り替えることで、シカゴのループとミシガン湖の壮大な都市景観が広がる空間となりました。緑豊かな植物を配置したカスタムシェルフは、シカゴのモットーである「Urbs in Horto」(庭の中の都市)にちなんだものです。ラベンダー、テラコッタ、ティールの配色は、ミシガン湖に昇る朝日をイメージしています。大きなテラゾーは、冬のシカゴ川に浮かぶ流氷をイメージしています。また、レセプション・デスクは、有名なシカゴの風に吹かれているように見えるのです。
48階の「Helen’s Cafe」(BCGの元社員にちなんだ名前)では、デザインチームが住宅の娯楽室からヒントを得て、時間をかけて作られたような楽しい空間を演出しました。テレビゲームをしたり、アルバムを聴いたり、景色を眺めたりと、グループや個人がのんびりと過ごせるように家具を配置しました。