サンフランシスコのPOPOSからインスピレーションを受け、ASD|SKYは、某テクノロジー企業のオフィスをデザインする際、自然の要素、鮮やかなカラースキーム、木のような構造を随所に使用し、共同休憩スペースや自然とのつながりを生み出しました。
ASD|SKYのデザインコンセプトは、サンフランシスコのダウンタウンにある「Privately Owned Public Open Spaces」(POPOS)から着想を得て、自然と建築環境の関係性をベースにしています。POPOSは、サンフランシスコの厳格な都市景観の中に位置し、自然を探求し、自然とのつながりを促進する、共同生活のための予期せぬポケットです。オートデスクの旧スペースのデザインでは、建物固有の建築グリッドが建築スペースや通路の構成にインスピレーションを与え、同様に自然発生的で共同的な「公園」や近隣のコラボレーションゾーンが、オープンオフィスの景観を遮り豊かにし、ワーク環境の選択肢とバリエーションをサポートするスペースを提供しています。このコンセプトは、すべてのデザイン決定の原動力となり、新しい人材を惹きつけ、既存の人材を維持するために、高度なデザイン「ワオファクター」を備えた柔軟で機能的なコラボレーションスペースを作るというプロジェクト目標を強化するものです。デザインは、自然素材の使用、各フロアを区別する鮮やかな配色、サンフランシスコの精神が随所に盛り込まれ、生き生きとしたものとなっています。各フロアは、階段と木のような構造で結ばれており、各フロアにまたがり、主な共用スペースと回遊経路を示します。