マイクロソフトのリスボンオフィスは、人と人とのつながり、ウェルビーイング、コラボレーションを核とした斬新なデザインに生まれ変わりました。
OPENBOOK ArchitectureとVector Maisは、ポルトガルのリスボンにある世界的なテクノロジー大手、マイクロソフトのオフィスのリノベーションのために協力しました。
リスボンのパルケ・ダス・ナソインス地区で最も象徴的な建物のひとつにあるマイクロソフト本社は、Vector Maisが改修し、Openbookが建築を手がけました。このオフィスは、マイクロソフトのCEOであるSatya Nadellaが実践しているカルチャーと、ここ数年で起こった働き方や会社自体のビジネスの変化を反映しています。
マイクロソフトポルトガルのビルの建築とインテリアデザインプロジェクトでは、ウェルビーイングと人間同士の交流を最大化することに焦点を当てることが出発点となりました。4階建ての建物内部を空間的に再構築することで、快適な環境での出会いとコラボレーション、そして人とテクノロジーの調和を促進することが可能になったのです。
現在、本社には500以上のワークステーション、105のミーティングルームとコラボレーションルーム、電話ボックス、ラウンジ、カフェテリアがあり、これらはすべて機能性とサステナビリティの強い精神に基づいて開発されています。
ポルトガル文化のテクスチャーやディテールを取り入れることで、グローバルな”標準化”の流れに逆行する、オリジナリティあふれる空間となっています。