エプソンが生み出す進化し続ける技術や製品を反映させながら、人を大切にする温かな文化を織り込んだワークプレイスをロスアラミトスのオフィスで実現しました。
Wolcott Architecture は、カリフォルニア州ロスアラミトスにあるエプソンのオフィス全体に、ダイナミックな壁面仕上げを導入しました。
テクノロジーが複雑化し効率化するにつれ、それはしばしば、より倫理的で適応性が高く、有機的なものになるという私たち自身の進化と並行しています。
エプソンは、ハイテクを駆使したハードウェアの設計・製造に特化した日本の企業です。世界最大級のプリンターメーカーとして知られる一方、スキャナー、コピー機、プロジェクター、ロボットソリューションも提供しています。多くの製品群を持ち、これらの新しいテクノロジーの進化に深い専門知識を持つ同社は、パイオニアとしてのアイデンティティを重要な誇りとしていました。
エプソンが生み出す進化し続ける技術や製品を反映させながら、人を大切にする温かみのある文化を織り込んだワークプレイスはどうあるべきか。その答えは、エプソンの考え抜かれた手法と、その文化を支えるワークプレイスを、共同でデザインすることで見いだされました。エプソンの機械設備に見られるシャープな有機的ラインからヒントを得て、エプソンのワークプレイス全体に有機的ラインを取り入れ、革新的な精神を強調するとともに、人々が集まり、つながり、コラボレーションするエリアを柔らかな雰囲気に仕上げました。
エプソンが高層ビルから2つのビルにまたがるオープンキャンパスに移転したことは、チームワーク、誇り、コミュニティを体現するワークプレイスを再構築する機会でもありました。エプソンは、2つのビルにまたがるオープンなキャンパスに移転することで、チームワークと誇り、そしてコミュニティを体現するワークプレイスを再構築しました。バスケットボールエリアの追加、新しい窓の設置、太陽光発電の導入などの外装の改善や、乾燥に強い自生植物による新しい造園、屋外席、建物の周りをぐるりと囲む散策路など、気軽に「ウォーク&トーク」ができるようにし、スタッフの交流も促進しています。また、各ビルは、直感的なすれ違いや、個人の机を離れての柔軟な作業を必要とするユニークな共同スペースを特徴としています。
エプソンのオフィスは、機能性と芸術性が融合した見事な作品です。また、世界有数のクリエイティブ・インスタレーションによって創造性を育み、単なるオフィス空間とは一線を画す空間を実現しています。エプソンのオフィスは、そこに住む人々と同じように、没入感があり、多面的で、驚きに満ちたものなのです。