数えてみた
オフィスツアー動画375本の長さを、全部数えました
オフィスツアー動画を375本集めたので、長さを全部数えてみました。中央値は3分18秒。いちばん長いのは41分41秒、いちばん短いのは12秒。約208倍の差があります。この差は何なのか、を書きます。
375本の長さ
| 項目 | 長さ |
|---|---|
| いちばん短い | 12秒 |
| 下から4分の1(第1四分位) | 1分18秒 |
| 真ん中(中央値) | 3分18秒 |
| 上から4分の1(第3四分位) | 7分53秒 |
| いちばん長い | 41分41秒 |
「真ん中が3分18秒」というのは、音楽1曲ぶんくらいです。 通学の電車で座れたら、志望先のオフィスを1社まるごと見終われる長さだ、と考えていいと思います。
長さで5つに分けると
| 長さ | 本数 | 375本に占める割合 |
|---|---|---|
| 1分未満 | 81本 | 21.6% |
| 1分〜3分 | 97本 | 25.9% |
| 3分〜5分 | 56本 | 14.9% |
| 5分〜10分 | 76本 | 20.3% |
| 10分以上 | 65本 | 17.3% |
面白いのは、山が2つあることです。「1分未満」と「1分〜3分」で全体の47.5%。 いっぽうで「10分以上」も17.3%あります。真ん中の「3分〜5分」がいちばん少ない14.9%。
これは、オフィスツアー動画にまったく違う2つの用途があるからだと考えられます。
- 短いほう(3分未満・178本):SNSや採用サイトのトップに置く「ひとこと紹介」。移転のお知らせや、1つの部屋だけを見せるものが多い。
- 長いほう(10分以上・65本):説明会や社員インタビューを兼ねた「まるごと案内」。フロアを歩きながら、社員が会話しているものが多い。
長さは、会社の大きさとは関係ない
当サイトでいちばん長い動画を出しているのは、NOT A HOTEL(41分41秒)です。 次いでイット(33分45秒)、バーグハンバーグバーグ(32分12秒)。 いずれも、誰もが知っている大企業ではありません。
いっぽうで、名前の知られた会社の動画は短いことが多いです。 セールスフォース・ジャパン41秒、 PwC Japan監査法人52秒、 パナソニック1分27秒。
つまり「動画が短い=情報が少ない会社」ではありません。 名前が知られている会社は、会社そのものの説明を動画でする必要がないぶん、 見せたい場所だけを短く切り出せるのだと考えられます。 逆に、まだ知られていない会社は、1本で会社ごと説明しようとするので長くなります。
本数の多い会社
1社で複数の動画を出している会社は、326社のうち30社ありました。上位はこうなっています。
| 会社 | 本数 |
|---|---|
| U-NEXT HOLDINGS | 7本 |
| レバレジーズ | 6本 |
| パーソルAVCテクノロジー | 4本 |
| アットオフィス | 4本 |
| 日立ハイテク | 4本 |
| 三菱地所レジデンス | 3本 |
| オフィスナビ | 3本 |
| サイバーエージェント | 3本 |
本数が多い会社は、1本あたりが短い傾向があります。 パーソルAVCテクノロジーの4本は29秒・29秒・28秒・15秒で、合計しても1分41秒。 1本で全部見せるか、短いものを何本も出すか。会社によって考え方が分かれています。
見る順番の決め方
- まず1分未満のものから見る。81本あります。1社30秒なら、40分で81社ぶん見終わります。 「どんな場所が自分に合うか」の見当をつける段階では、これがいちばん効率がいいです。
- 気になった会社だけ、長い動画を探す。10分以上は65本。 面接の前や、内定をもらってから迷っているときに、腰を据えて見る用です。
- 長さを、会社の評価に使わない。上に書いたとおり、長さは「誰に向けて撮ったか」で決まっています。 短いから雑、長いから丁寧、ではありません。
ほかの集計は、業種ごとの動画の長さと 同じビルに2社入っている場所にまとめています。 街ごとに見たい方は港区・千代田区・ 大阪などの記事をどうぞ。