数えてみた
業種によって、オフィスツアー動画の長さはこれだけ違う
オフィスツアー動画を業種ごとに数えたら、本数も長さもはっきり分かれました。情報・通信が114本で断然多く、いっぽうで長さの中央値がいちばん長いのは人材・教育の5分59秒。情報・通信は2分39秒です。この差には理由があります。
本数の多い順(上位12業種)
| 業種 | 本数 | 会社数 | 長さの中央値 |
|---|---|---|---|
| 情報・通信 | 114本 | 91社 | 2分39秒 |
| 建設・不動産 | 41本 | 33社 | 2分31秒 |
| 人材・教育 | 27本 | 17社 | 5分59秒 |
| メディア | 23本 | 21社 | 3分13秒 |
| コンサル | 18本 | 16社 | 2分26秒 |
| 小売 | 16本 | 12社 | 3分22秒 |
| 電機・精密 | 12本 | 9社 | 5分15秒 |
| 化学・素材 | 10本 | 10社 | 2分34秒 |
| 機械 | 10本 | 7社 | 2分46秒 |
| 商社 | 7本 | 7社 | 4分17秒 |
| 金融・保険 | 7本 | 7社 | 3分3秒 |
| オフィス家具・内装 | 6本 | 6社 | 2分35秒 |
参考までに、これより本数の少ない業種はこうなっています(長さの中央値は本数が少ないため載せません)。
| 業種 | 本数 | 会社数 |
|---|---|---|
| エネルギー・インフラ | 6本 | 4社 |
| 化粧品・日用品 | 5本 | 5社 |
| 自動車・輸送機器 | 5本 | 4社 |
| ゲーム・エンタメ | 4本 | 4社 |
| 運輸・物流 | 4本 | 4社 |
| ホテル・レジャー | 4本 | 4社 |
| 食品・飲料 | 3本 | 3社 |
| 医薬品 | 2本 | 2社 |
| 医療・福祉 | 2本 | 2社 |
| 外食 | 1本 | 1社 |
情報・通信が全体の3分の1
業種の分かっている327本のうち、情報・通信が114本。約35%です。 会社数でみても91社で、これ1業種で全体の4分の1を超えます。
理由はおそらく2つです。ひとつは、IT企業がエンジニアの採用で強く競っていること。 もうひとつは、IT企業の仕事は外から見えにくいことです。 工場も店舗もないので、「どこで、どんな机で働くのか」を見せるいちばん分かりやすい方法が、オフィスの動画になります。
逆に言うと、ITを志望する人にとっては、動画で会社を比べるのがいちばん現実的な業種だということです。91社ぶんあります。
人材・教育の動画が、いちばん長い
長さの中央値がいちばん長いのは人材・教育の5分59秒。情報・通信(2分39秒)の2倍以上です。 17社しかないのに27本と、1社あたりの本数も多くなっています。
人材の会社にとって、オフィスは商品そのものに近いのだと思います。 「働く環境を整えましょう」と他社に提案する会社が、自分の職場を短く済ませるわけにはいきません。 同じ理由で、オフィス家具・内装の6社も、自分のオフィスを見せています。 こちらは中央値2分35秒と短めですが、これは製品を1点ずつ見せる短い動画が多いためです。
電機・精密は、意外と長い
電機・精密の中央値は5分15秒で、人材・教育に次ぐ長さです。 ものづくりの会社は工場の映像を出すことが多く、オフィスの動画は少なめですが、 出すときは研究所や設計フロアまで含めて長く撮る傾向があります。 「製造業だが現場ではなく本社・技術部門で働きたい」という人には、この12本が手がかりになります。
この表の使い方
- 本数の多い業種は、比べて選べます。 情報・通信(91社)、建設・不動産(33社)、メディア(21社)、人材・教育(17社)、コンサル(16社)。 この5業種なら、複数社を並べて「自分に合う場所」を選ぶという使い方ができます。
- 本数の少ない業種は、比べるためではなく、想像するために使う。 外食1本、医薬品2本、医療・福祉2本。ここは「その業界の平均」ではありません。 1社の例として見て、業界のイメージをつかむ材料にしてください。
- 業種のない84本も、消えているわけではありません。 業種が確認できなかった84本も、動画一覧、設備で選ぶ、 街から探すには今までどおり出てきます。
ほかの集計は、動画375本の長さを数えた記事と 同じビルに2社入っている場所にまとめています。 中に何があるかから探したい方は、動画に映っている設備を数えた記事をどうぞ。