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動画の見方

オフィスツアー動画は、縦か横かで中身が変わる

2026年9月1日更新 OFFICELOVERS編集部 数え方から見る

オフィスツアー動画には、スマートフォン向けの縦と、これまでどおりの横があります。同じ「オフィスツアー」でも、この2つは別の用途で作られています。364本を数えて確かめました。

数え方:当サイトが収録しているオフィスツアー動画のうち、重複を除いた364本(2026年9月1日時点)を対象にしました。 縦横の区別は動画の画面比によるもので、尺は各動画の再生時間です。公開年はYouTubeの公開日を使っています。 再生数の多寡や動画の出来は、この記事では一切扱いません。数えられるものだけを数えています。

当サイトが収録しているオフィスツアー動画は364本、会社数で319社。そのうち283本(78%)が、会社自身の公式チャンネルが公開したものです。

尺は6.7倍ちがう

再生時間が分かる動画で中央値を取ると、こうなります。

画面比本数尺の中央値
縦(スマートフォン向け)60本41秒
304本273秒(4分33秒)

6.7倍の差があります。これは編集の巧拙ではなく、はじめから別のものとして作られているということです。 縦の41秒に入るのは、せいぜいエントランスと執務フロアと、目を引く一角がひとつ。 横の4分33秒には、フロアごとの案内や、社員のインタビューが入ります。

縦は5年で3%から25%へ

公開年ごとに、縦の比率を数えました。

公開年縦の比率
2021年1本32本3%
2022年4本24本14%
2023年10本60本14%
2024年12本44本21%
2025年19本56本25%
2026年(9月1日まで)14本56本20%

4年で3%から25%まで上がりました。ただし横がなくなったわけではありません。 横の本数自体は2021年の32本から2025年の56本へ増えています。縦が足されたのであって、置き換わってはいない。

調べる側は、どちらを見るか

ある会社のオフィスを知りたくて動画を探すとき、この違いは実用的な意味を持ちます。

  • 縦だけしかない会社——エントランスと雰囲気は分かりますが、執務スペースやフロア構成は、まず映りません。会社概要ページで所在地を確かめるほうが早いことがあります。
  • 横がある会社——フロアの数、食堂やラウンジの有無、席の配置まで見えます。求人票に書かれない情報は、ほぼこちらに入っています。

当サイトの各社ページでは、縦横の両方を並べて置いています。会社を絞り込む段階では縦を、入社後の働き方を想像する段階では横を、という使い分けが実際的です。

業種によって出す・出さないが分かれる

動画のある会社を業種で数えると、上位はこうなります(当サイトで業種を確認できた会社に限る)。

業種動画の本数
情報・通信64本
建設・不動産22本
人材・教育17本
小売10本
コンサル10本

情報・通信が突出しています。人材の獲得競争が激しく、オフィスが採用の材料になりやすい業種です。 逆に言えば、製造業や金融の会社は、オフィス動画を出していないことのほうが普通です。動画がないことは、その会社のオフィスが良くないという意味ではありません。

当サイトが収録している企業は2,897社で、そのうちオフィスツアー動画があるのは319社(11%)。 残りの9割の会社については、住所・建物・設計者といった、公表されている事実だけを載せています。

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